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PSB培養セット

PSBを培養してみましょう。 培養のための餌「ふやしてPSB」と種菌「できたてPSB」 をセットにしました。別々に購入するよりも216円お得です。 ふやしてPSBは培養液に1パーセント添加します。容器には200ml入っていますので、100倍の培養液つまり20リットルの光合成細菌を培養できます。

PSB培養セット

価格:

1,620円 (税込)

購入数: セット

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まずは種菌を倍に増やしてみましょう。 「できたてPSB」と同じ500mlのペットボトルを用意してください。 空きボトルにPSBを半分移します。250mlずつ入った容器が2本できました。 PSB種菌分割 
これに「ふやしてPSB」のプッシュポンプのノズルを入れ、5回ずつプッシュして下さい。 1プッシュ1mlですから、それぞれに5mlずつの餌が入ったことになります。 さらに容器に水道水を入れます。容器の上部に少し空気を残しておくと後々攪拌がしやすいでしょう。  ボトルにふたをして日当たりの良い場所に置いて下さい。時々ボトルを逆さにして沈殿物を溶かして下さい。また容器がへこんでいたらキャップをゆるめて空気を吸い込ませて下さい。 季節にもよりますが、概ね1週間前後で溶液の赤色が濃くなり培養が完了します。
あとは同様の方法で倍々に増やして行けば良いのです。 餌の添加量がかなり濃い状態となっていますので、そのままの状態で半年程は保存できますが、容器内のPSBが餌を食べ尽くしますと少しずつ細菌密度が下がり溶液の色が薄くなってきます。温暖な期間では餌を追加して日の光を当てておけば元の色(細菌密度)に戻ります。

念のため一言ご注意申し上げます。
お作りになったPSBのふたは絶対に室内で開けないで下さい。
家中から非難の声がわき上がります。
くれぐれもご用心下さい。

種菌をどれくらい入れれば培養できるのでしょうか?

貧乏性ですので種菌としての必要最低限の量はどれくらいなのか調べてみたくなりました。
種菌量による培養スピードの比較1
同一容量ののペットボトルにそれぞれ容量の10%、20%、30%、40%の種菌を入れてみます。ボトルは2リットルのコーラの空き容器ですからそれぞれ200ml、400ml、600ml、800mlを入れたことになります。
種菌量による培養スピードの比較2
ふやしてPSBをそれぞれ10プッシュ(10ml)(規定量の半分)ずつ加え水道水で希釈し、逆光でみるとご覧のような濃度差を感じることができます。
種菌量による培養スピードの比較3
5月10日に比較試験を開始し、3日経過した時点の外観です。やはり40%の試験区が最も濃く見えます。
種菌量による培養スピードの比較4
1週間経過した時点です。外観では濃度差を感じることができない程全ての試験区の濃度が高まっているように見受けられます。ここまでの比較では10%の種菌量でも十分に培養可能と考えられます。

もっと薄くしてみましょう

今度は1.5リットルのボトルに3%、5%、10%の種菌を入れて5月15日にスタートしました。 種菌量による培養スピードの比較5
さすがに3%を希釈すると、ただの薄茶色の溶液でとても光合成細菌が入っているようには見えません。
種菌量による培養スピードの比較6
1週間経過しました。10%区は前回の試験結果と同様にかなり濃密な菌密度を感じる赤褐色を呈しています。5%区も明らかに赤味が増し、光合成細菌の増殖をうかがわせる経過を示しています。ところが3%区はほとんど色の変化が感じられず、もしかしたら他の菌が優勢となって光合成細菌が死んでしまったのではないかと不安を感じる状況となりました。
種菌量による培養スピードの比較7
念のためもう1週間待ってみることにしました。すると、3%区にもあの赤色が出てきたのです。開始時の10%区に匹敵する色合いです。これはすなわち10%区の2週間遅れの培養状況と考えることができるわけです。

結論です。 光合成細菌の培養には水温と太陽光が必要です。日本国内においては5月から10月いっぱい位の期間であるならば常温下でかつエネルギーコスト無しで大量培養することができます。
今回の比較試験で明らかになったことは、種菌の量が多ければごく短期間で高密度の培養が可能であること。そこに求められるのは適正な培養餌料だけであるということです。一方、培養量のわずか3%も種菌があれば、時間の経過が培養を引き受けてくれるということも確認されました。
3%区の発色に時間が掛かったのは、試験開始時の培養液の中には光合成細菌以外の従属栄養細菌が存在し、光合成細菌のための餌(ふやしてPSB)を添加したことにより、同様の基質を餌とする彼らの増殖スピードが光合成細菌を凌駕したためだと想像します。ただ彼等の多くは好気性細菌であるため、やがて培養容器内の溶存酸素が消費され尽くされると嫌気性の菌群が優勢になったのではないかと思われます。ちなみに我等が光合成細菌も嫌気性細菌です。培養容器に用いたコーラの空き容器は材質がかなり柔軟ですので、培養が進むに従って容器の外壁が「へこむ」現象が起こります。これは容器内の溶存酸素が消費されてその分圧が下がり陰圧状態になったからです。ちなみに飲み終わったコーラの空きボトルに半分程水を入れて攪拌すると容器はへこみます。これは容器内に残っていた炭酸ガスが水に溶けて陰圧状態になるからです。

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