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Answer Den3

Q バイオポールペレットと生分解性樹脂板を比較した場合、分解効率はペレットの方がよいと思うのですが外部フィルター(エーハイムサブフィルター等)でセラミック材やサンゴ砂などと使用した場合、やはり脱窒能力はペレットの方が高いのでしょうか?また、2つを比較した場合の長所、短所を教えますいただけると幸いです。

A お問合せありがとうございます。 おかげさまで生分解樹脂板はご好評の内に概ね完売いたしましたので、現在は販売をしておりません。 大変申し訳ございませんが、今後の再開の予定もありません。 なぜなら微生物由来の生分解樹脂はトウモロコシから作ったものに価格面で対抗できないため、各メーカーとも製造を中止してしまったからです。 弊社が扱っていた生分解樹脂板はグンゼがバイオポールから手を引くときに購入したものだったのですが、今思えばもっと大量に在庫を抱えておくべきだったと後悔しています。ペレットの方は潤沢な在庫がありますので、当面売り切れることはありません。

生分解樹脂板

 さて樹脂板とペレットの比較ですが、原材料は バイオポール という点では全く同一のものだと思います。 樹脂板はペレットを溶かして板状に加工したものと思われますが、その際に加工性を高めるために何か別の樹脂が混ぜられたようです。 そのためでしょうか樹脂板はバクテリアの抱きつきが大変に良いようで、底砂などに埋めて数日で表面に微生物膜が確認できます。 一方ペレットは使い方が難しく、単独で水中に投入してもほとんど分解されません。 この点では樹脂板の方が圧倒的に使いやすさがありました。

 ペレットをお使いになるときにはミネラル成分と隣接させると速やかに分解が始まります。 この辺がコツになるかと思います。 さて外部フィルターにサンゴ砂などと一緒に投入されるとのことですが、ペレットは念のため袋状のものに詰めてお使いになった方が後々のメンテが楽になると思います。 万が一の場合の取り出しも簡単です。 使う量については特に規定はありません。 一旦効き出せば樹脂板とペレットの優劣はほとんどないと思います。 意外と長期間保つものです。

炭素源

バイオポールペレット

 フィルターへの通水量はごく微量でスタートされることお奨めしますが、エーハイムですと内蔵のポンプに大きな負担(発熱)が掛かるかも知れません。 もうご存じだとは思いますが、通常の流量では絶対に脱窒は起こりませんのでご注意下さい。 私が試験的に作った外掛け式の簡易な装置ではポタポタ程度の注水量でも十分効果を示しました。(エアリフトの簡単な注水方法です) この辺の顛末につきましては後日ブログなどで公開するつもりでおります。

 以上、簡単にご説明をさせていただきました。 脱窒はアクアリストの永遠のテーマです。 大変難しさを感じることもありますが、成果を出すことができればS様の水槽は別次元のものとなります。 多分何度か挫折を味わうことがあるかも知れませんが、醍醐味としてチャレンジしてみて下さい。