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Answer MNB10

Q どうしてSSグレードのマイクロ・ナノバブラーには高圧タイプのエアーポンプが必要なのですか?

A マイクロ・ナノバブラーの基本原理は、バブラー内部に組み込まれているモノトランフィルムと呼ばれる高分子膜に加工された微細な間隙(ボイドと呼ばれます)を気体が通過する際に、間隙を気体がこじ開けることで小さな気泡となる現象を利用しています。Sグレードのフィルムにはやや大きめの間隙が多数作られていますので通常のエアーポンプでも十分な気泡を出せるのですが、SSグレードでは間隙が細かく、かつその数も少ないため、こじ開ける気体の「圧力」が弱いとうまくフィルムを通過することができません。そのため通常の給気圧では思うように気泡を発生させることができないのです。それではどれくらいの「圧力」が必要かといいますと、できれば30kpa(キロパスカル)(昔は気圧の単位としてkg/cm2やミリバールなどという単位を使っていましたが、現在はkpaに統一されています。)以上の「給気圧」が欲しいところです。90cm以上の水槽で愛用者が多い「水心sspp-2s」などは音も静かで優秀なポンプですが、「給気量」は十分なのですが、「給気圧」が15kpaしかありませんので、SSグレードにつないでも気泡を出すことはできません。

 これまでのエアーポンプのグレードはどれだけの空気を送れるかという「給気量」にあったのですが、マイクロ・ナノバブラーに用いるには「給気圧」を基準に選ばなければならないのです。現在国内で市販されているダイヤフラム型のエアーポンプでは「給気量」によって小型水槽用とか大型水槽用などの区分けがされている場合がほとんどです。給気圧を前面に出しているものは殆どありません。アデックス社のみ高圧シリーズのエアーポンプを2種類出していますので、市販品の中から選ばれるとするならば、その中から選んで下さい。弊社では通常圧のものと同一価格で販売しておりますので、SSグレードをお買い求めになられる場合には合わせて購入をご検討下さい。 ちなみに、SSグレードを購入後、お手持ちのエアーポンプでは給気圧不足と感じられましたら、バブラーを水から出して保管しておいて下さい。気泡の出にくい状態で使い続けますと、後日高圧ポンプに切り替えた時に本来の気泡の発生量を得られない場合がありますのでご注意下さい。 コンプレッサーや大型ブロアー、酸素ボンベ、炭酸ガスボンベなどにつなげてご使用になる場合には給気圧不足は起こりません。逆に給気圧を絞りながら適正な圧に落としていただくような使い方になります。

アデックスX101高圧タイプエアーポンプ ダイアル調整式 吐出口1口  2,700円(税込)

アデックスX202高圧タイプエアーポンプ 強弱2段切り替え、吐出口2口(1口に連結可) 3,780円(税込)