マイクロ・ナノバブラーの気泡の発生量が激減してしまいました。どうしたら良いでしょう?
マイクロ・ナノバブラーの耐久性は適正な部品交換を行っていれば、数年は楽に保つように作られています。
気泡が出なくなった理由の一つは、バブラーに組み込まれている逆止弁が何かの事情で閉塞してしまうことが上げられます。
逆止弁はシリコンで作られていますが、温度や塩分などが原因で、外周のアクリル壁にくっついてしまうことがあります。
その対処方法は、バブラーにエアーを送っているエアーチューブを外し、楊枝のお尻などで白い三角形をした逆止弁をつついてみて下さい。
逆止弁はその内側に小さなスプリングが組み込まれていますので、つついても部品がなくなるようなことはありません。
たいていの場合、この方法で見違えるように気泡の出が回復します。
もう一つの理由は空気を送り込んでいるエアーポンプの側にあることが考えられます。
エアーポンプはダイアフラムという円盤状のゴムの部品を押したり引いたりすることで空気を圧縮しているのですが、材質がゴムですので時間の経過と共に剛性が低下してきます(へたるという言い回しをします)。
ダイアフラムがへたると、給気量が減ったり、給気圧が低下したりします。
SSグレードでは高圧タイプのポンプを使う事を前提にしていますので、給気圧が下がってしまいますと気泡の出が徐々に少なくなって行きます。
アデックスのX101、X202の高圧タイプのエアーポンプをご使用のお客様でダイアフラムの交換をされる場合は弊社にご一報ください。
交換部品を実費でお分けします。
この2つの対策で気泡の発生量のトラブルの多くは解決すると思います。
お試し下さい。