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寒くなるとふやしてPSBのプッシュポンプの動きが硬くなって液が出にくくなります。何か良い方法はありませんか?

 ふやしてPSBはその主原料として魚介系の抽出物を用いています。


有機物の固まりのようなものですから温度によってその粘度がかなり変わって固くなってしまうことがあります。


成分的には何の異変も起きていませんので培養餌料としては問題はないのですが、容器から出ないのでは使えませんよね。



 


この状況に配慮して添加剤の成分を季節(気温)によって調整をしているのですが、暖かい時期にボトリングしたものは寒くなると固くなって使いにくくなることがあるようです。


基本的な考え方としてはふやしてPSBの温度を上げてやれば柔らかさを取り戻すことは可能です。


また水やお湯を加えて成分濃度を薄めてやれば硬さをゆるめることもできます。


でもどうせ加えるのであれば、餌となる成分で薄めた方が安心ですよね。


そこでおすすめしたいのは水やお湯の代わりに お酢 を使う方法です。


そうです。台所にあるすっぱいアレです。メーカーや種類は問いません。安いもので十分です。


お酢は酢酸菌の発酵によって作られる有機酸を食品として利用しているもので、酢酸を5%前後含む水溶液です。


下の一覧表を見てください。A~Pまでの16種類の紅色非硫黄細菌(私たちが培養できる菌の大部分とおもってください。)が餌として利用できる化合物を表示しています。


化合物の一番上に 酢酸 が表示されています。


どうでしょう、Fという菌株を除いて他の15菌株が酢酸(お酢)を利用する(できる)ことを示しています。


他の化合物ではPSBの菌株によってかなり好みのバラツキはあるのですが、酢酸、リンゴ酸、ピルビン酸、コハク酸などのいわゆる有機酸は大部分のPSBが利用するのです。


従って多少入れすぎてもPSBの培養にマイナスの影響を与えることはありません。


気楽に使っていただいても全く問題は起こりません。


寒くなってふやしてPSBがプッシュポンプで出しにくくなったら、お酢で薄めて使ってみてください。



 

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